8月24日に水戸市役所にて、ちいすけ水戸第1回が行われました。
介護や健康づくりについて楽しく学ぶ、地域貢献にもつながる講座です。
はじめに、NPO法人ちいきの学校の小林さんから「ちいきの学校」や「ちいすけ」についてお話がありました。
「ちいすけ」とはちいきの助っ人のことです。
元気なシニアの方が活躍できる場所はさまざまで、その中に介護助手というあり方もあるのですね。
「ちいきの学校」は、シニアの元気や多世代の交流を通じて地域をポジティブにするもので、ちいすけ以外にも沢山の活動があります!
続いて川澄先生から、マットを使ったエクササイズを行いました。
徐々に皆さんが打ち解けて、難しいステップも教え合って動けるように!
1、2と明るい声をかけながら、楽しく運動ができました。
緊張がほぐれたところで、小林さんから認知症の講座です。
認知症についてや、認知症の方とのかかわり方などについて学びました。
「ごはん、まだ?」という具体的な会話への対応について、話し合って考える時間もありました。
「なるほど!」「それ、いいね!」などにぎやかで、活発に意見や質問が交わされていました。
昼食をとった後は、介護予防の講座です。
川澄先生から、毎日の食事や運動で健康に年を重ねる方法についてお話がありました。
実際にストレッチも行いました!食事の見直しと合わせて習慣にしていきたいですね。
続いて稲田先生から、介護保険の概要や種類について説明がありました。
資料を見たりメモを取ったりしつつ、クイズを交えて考えながら学ぶことができました。
先輩ちいすけさんへのインタビューや、事業所の見学もオンラインで行われました。
インタビューではちいすけとしての仕事や、やりがい、受講者へのアドバイスなどを伺いました。
最後に各事業所の方との交流会が行われました。
施設の概要や雰囲気、特長についてグループごとにお話をされていました。
「すてきですね」といった言葉や、ちいすけとしての仕事について質問も上がるなど、積極的で前向きな交流会となりました。
今回の講座では介護や健康について知るとともに、シニアの方だからこそできることや、人と人の会話として大事なことも学ぶことができました。
修了証を受け取るときには、受講者の方々が打ち解けて楽しそうにお話されているのがとても印象的でした。これからもたくさんの方が楽しく学んでいくことができたらいいなと思います。
ご参加いただきありがとうございました!
次回は9月14日、アダストリアみとアリーナでの開催です。
文章:林 実里