6月4日(土)、茨城県立歴史館にて開催された歴史館まつりで、ばるーん・レインボーによるバルーンアートの体験が行われました。
主催団体の代表である稲葉さんにインタビューを行いました。
―今回のイベントに参加された感想を教えてください。
新型コロナウイルスの影響で満足のいく活動ができていなかったということで、歴史館まつりは3年ぶりのイベントでした。
そのため、稲葉さんは「イベントに参加できてうれしい気持ちです」と話してくださり、笑みがこぼれ落ちていました。
稲葉さんは定年退職後、奥様から「なにか始めてみたら」との声かけもあって「バルーンマイスター講座」に半年間参加しました。講座の終了後、平成26年にばるーん・レインボーを発足しました。
ボランティアのメンバーと練習するようす
―バルーンアートを始めたことでどういう時に喜びを感じていますか。
「子どもの笑顔を見た時ですね、やっぱり子どもたちの楽しそうな姿を見るのは嬉しいです」幼稚園や保育園、地域のお祭りなど、子どもたちと触れ合う機会が多いということです。
イベントでは、簡単に作れるバルーンアートの作品をより多くの子どもたちに配るようにしています。
バルーンアートのキャラクターやうさぎ、剣を手にした子どもたちの楽しそうな声と風船の膨れる音が響き渡っていました。
家族連れが多くみられ、常時30人以上の行列ができていました。
バルーンアート体験の参加者たちも「面白かった」「楽しかった」「自分でつくるよさを感じた」と笑顔があふれていました。
なんと、参加者数は900名で、600個のバルーンアートを作成したということです!
今回参加した7名のメンバーが汗をかくほどの盛況ぶりから、バルーンアートへの関心の高さがうかがえますね!
今回のインタビューでは、稲葉さんの温かく寛大な人柄にふれ、活力が湧きました。
元気や喜びを分かち合う瞬間に出会うことができました。
ばるーん・レインボーは19名で活動しており、毎月第4水曜日に定例会を実施しています。
また、地域のお祭りやイベントにも参加しています。
皆さんも笑顔を生み出すバルーンアートの魅力に触れ合ってみませんか。
ききて:植松珠鈴/写真:細川夏津稀