今回はJR友部駅からほど近い珈琲店「TamaCo_ffee(たまこーひー)」さんで「ちいきのセンセー養成講座」を行いました。

集まったのは近隣在住の3名の女性の方。徒歩、自転車、車でお越しいただきました。

この地に20年以上住んでいる方、キャリアを終えて最近引っ越してきた方など背景は様々ですが、共通するのは「子どもと触れ合いたい」「仕事ではなくボランティアとして、ちょうどいいリズムで働きたい」という願い。近隣の小学校とのちょうどいい関係を紡ぐべく、この養成講座を受けていただくことになりました。
お店のオーナーsokoさんが淹れる「珠ブレンド」などをいただきながら、2つのケースで考えていただきました。
応募のきっかけになったチラシ
このチラシはセキショウふれあい基金 NPO 活動支援事業(関彰商事株式会社)により作成しています。
ケース1
休み時間「熱中して絵を描いている子とどう関わるか?」
「しばらく見守る」と答えた方が2名。まず「こんにちは」とあいさつすると答えた方が1名。
いきなり話しかけるのではなく、様子をみたり、まずあいさつしたりが良いという話になりました。子どもが「この人と話したいな」と思ってから、「何を描いているの?」とたずねたり、「すごいね!」とほめたりすることで、子どもは安心して関わってくれるのではないか? 「安心」が関わりのスタートだということを確認しました。
ケース2
授業中「算数の練習問題が解けない」
いくつかの項目に○と×で答えていただきました。
全員が×にしたのは「どうしてわからないの?と責める」こと。ここでも子どもを注意深く観察するは○で、解き方を教えるのは△、先生が教えた内容を伝えたり、一緒に問題を読むなどが○でした。「授業を事前に理解していないといけないのでは?」という質問もありましたが、ボランティアとしての役割は「教えることではない」と理解いただき、授業へのハードルがかなり下がった様子。先生方が子どもたちにどう伝えたいかを把握して、それに沿ったサポートを行えば良いということをみんなで確認しました。
最後に、学校支援ボランティアは学校と対等な関係であること、守秘義務についてお伝えし養成講座は終了。
店内ではウクレレ練習が始まり、『はなみずき』など懐かしいポップスを聴きながら、まだ知り合ったばかりの3名の方のそれぞれの思いが語られました。
Sさん
長く保育士をしてきて、この春退職し、東京から茨城に引っ越してきたばかり。「子どもと関わりたい」「ボランティアがしたい」と思っていたところ、チラシを見て「これだ!」と思い応募。明るくニコニコ笑顔が印象的なSさんは、フィットネスに長く通い、卓球やバドミントンなど身体を動かすことが大好きな方。今回応募する際も、フィットネスで知り合ったKさんを誘うという、積極的で外交的な一面も併せ持ってらっしゃいます。
保育士としてのキャリアの最後の頃は、いろいろなクラスに助っ人として入っていた経験の持ち主。ボランティアでも柔軟にさまざまな関わりがしたいと思っているご様子です。長く子どもと関わってこられた方らしく、とても表現豊かな方。低学年~高学年までどこでもOKで、クラブ活動、ミシン、お掃除なども対応したいと話されてました。
Kさん
小学校の支援員を4年間経験されたKさん。この春、「ボランティア」を希望して退職。通っていたフィットネスクラブでSさんと出会い、一緒に応募してくださいました。支援員の前は経理のお仕事を長くつとめられたといい、コツコツと真面目な一面を持ちつつ、ニコッと笑った時の表情がとても柔らかく、子どもたちから声をかけられることの多い方です。
「子どもは元気ならそれが一番!」と、子育てに悩む親御さんの心配を吹き飛ばしてくれそうな存在。先生方の想いも熟知されているので、低学年~高学年までどこでもOK。ミシンも対応可。お掃除や給食配膳など、先生が手を貸してほしいことをしたいと希望されています。
Nさん
児童クラブのお仕事をしているNさん。そろそろボランティアにも関わりたいと思い、今回応募してくださいました。伝統文化を次世代に伝えていくことを大切に思ってらっしゃる方です。2022年秋には、小学1年生143名、保護者143名を対象に『魔女のスライム工場』という行事を体育館で行い、魔女の衣装を着てスライム作りのワークショップを行った経験があり、その時の子どもたちからは「魔女」と思われているかも。
読み聞かせやお話を子どもたちにしてあげたい、クラブ活動も応援したいという気持ちを持ってらっしゃいます。引き出しの多いご自身の中から湧いてくるユニークな発想を、子どもたちと共有できたら素敵です。先生方との対話の中から、豊かな活動が生まれることを祈っております。
これから始まる小学校でのボランティアについても、またレポートしていきます。
会場について
TamaCo_ffee 茨城県笠間市東平一丁目20-33
Instagram https://www.instagram.com/tamaco_ffee/