令和5年2月8日、水戸市役所にて、ちいすけ水戸「1日でわかる介護講座」が追加開催され、13名の方にご参加いただきました。
参加者の方々が、メモを取り頷きながら熱心に受講している姿が印象的でした。
また、参加者の中には、実際に介護を行っている方も多く、参加者同士で情報交換や交流する様子も見られました。
本レポートでは、当日の様子を紹介します。
「ちいすけ」とは、「地域(ちいき)の助っ人(すけっと)」の略で、地域社会に貢献したいと願う元気なシニアの方に、介護施設で専門的な技術や資格の必要がない業務を担当する介護助手として活躍していただくための仕組みです。
アクティブシニアの方がちいすけとして働くには、まずちいすけの講座を受けて介護の基礎を学んだあと、地域の介護事業所の説明を聞き、条件の合う事業所があれば、ご自分で連絡していただき事業所との相談の後、実際にちいすけとして働くという流れになります。
勤務時間や業務内容は個人と事業所のニーズとをすり合わせて決めるため、無理のない範囲で介護助手として働くことができます。
ちいすけ事業は2020年に開始され、2023年2月時点で約20名のアクティブシニアの方々が、ちいすけとして活躍されています。
当日の講座は、以下の流れで開催されました。
【スクエアステップ】
ウォーミングアップとして、頭と体を同時に使うスクエアステップを行い、参加された方にも笑顔が溢れました。
【納得!介護保険】
介護保険の仕組みから介護サービスまで、介護制度の概要を、介護施設の現役職員が解説しました。
【やさしく学ぶ 認知症の理解】
認知症の症状を学び、認知症の方への関わり方、コミュニケーションの取り方を参加者同士で話し合いました。
「5人に1人が認知症になる時代、認知症の方への関わり方の基本をほんの少し知っているだけで、認知症の方の不安を取り除き、安心して生活する手助けができます。」
【知って安心 介護予防】
介護予防のための食事と運動を座学で学んだあと、自分でできる介護予防として座りながらできる体操を実践しました。
【オンライン介護施設見学 & 現役ちいすけインタビュー】
特別養護老人ホームの施設内をオンラインで見学した後、
施設で働く72歳の現役ちいすけのお話を伺いました。
「施設で行うレクリエーションの補助では、どうしたら利用者さんに喜んでもらえるかをYouTubeなどで勉強しながら働いている。
ちいすけとして働くことは楽しいし成長できるし、何より自分磨きになっている。職員も助けてくれるので、重く考えずに、自分のやれる範囲でちいすけとして活動してみると良いと思う。」
【水戸市の介護事業所との交流会】
1日の最後には、水戸市の介護事業所との交流会があり、各事業所でのちいすけ募集の説明が行われました。
グレープに別れ少人数で事業所の話をじっくり聞き、質疑応答をする時間が設けられました。
【参加したきっかけ】
・家族の自宅介護を行っており、改めて介護のやり方、介護制度を理解したいと思った
・家で毎日を過ごすだけでなく、社会と関わりたかったので、介護助手として働けるか話を聞きにきた
・介護は自分ごとなので、将来のために学んでおこうと思った
・1日で介護について色々学べるので良いと思った
【参加した感想】
・予想していたよりもはるかに充実した内容だった
・スクエアステップは楽しく、自宅でもできるのでぜひ続けたい
・介護制度は複雑なので自分でパンフレットを読むのは難しいが、こうした講座で解説があるとわかりやすかった
・認知症の理解や関わり方について、ポイントを押さえてあったので理解しやすかった
・介護施設の中にも、いろいろな仕事があることがわかった
当日の講座は以上の内容で開催され、参加された方には大変ご好評をいただきました。
ちいすけ講座は次年度の開催も予定しております。
詳細については、ちいきの学校ホームページにて決まり次第、アナウンスさせていただきます!
文章: 板橋 千幸